令和２年１２月１９日（土）

「さくら猫」と呼ばれる猫をご存知でしょうか？
地域で飼い主のいない猫（いわゆるノラ猫）を不妊・去勢して、耳を「桜の花びら型」にカットした猫のことです。繁殖を防ぐことにより、「さくら猫」は「地域猫」として一代限りの命を全うします。
これは地域からのノラ猫に対する苦情を減らし、「殺処分ゼロ」をめざすために行われており、全国の各地にボランティア活動をされている方々がいらっしゃいます。
この活動を専門用語でＴＮＲ（Ｔｒａｐ／捕獲・Ｎｅｕｔｅｒ／不妊去勢手術・Ｒｅｔｕｒｎ／元の場所に戻す）と言います。それらの活動費用は自治体や関連財団法人からの助成を受けていますが、不十分なため、ボランティアの方々が負担している現状があります。

こうした状況を改善しようと、本日、河内長野市と富田林市の議員の府議・市議が党派を越えて集まり、ボランティアさんご出席のもと、「第１回 南河内さくら猫会議」を開催しました。
今後、南河内から「人と猫の共生」を進め、「殺処分ゼロ」をめざしてまいります。

▲党派を越えて集まった議員の皆さんと

▲メス（左耳をカット）

▲オス（右耳をカット）