マスコミファイル
府のネーミングライツを橋やトンネルにも拡大
平成26年3月14日(金)
平成26年2月定例府議会・都市住宅常任委員会(3月13日)において、西野修平が質問に立ち、道路施設のネーミングライツ(命名権)について取り上げました。
現在、大阪府では歩道橋の塗り替え補修をしていただく代わりに、店舗や大学、病院などの施設名を道先案内として掲示する「歩道橋リフレッシュ事業」や、協賛し ていただく代わりに命名権を付与する「歩道橋ネーミングライツ事業」など、道路施設を活用した自主財源確保に向けた取り組みが行われています。
しかしながら、これまでの成約数はそれぞれ10橋程度で、収入総額も「リフレッシュ事業」が約5,000万円、「ネーミングライツ事業」が約700万円に止まり、苦戦を強いられています。
こうした状況を打開するためにも、ネーミングライツを府管理のトンネル(29ヶ所)や橋梁(2,204ヶ所)な ど、他の道路施設にも広げることを提案したところ、府は新たに取り組むことを明らかにしました。トンネルや橋梁は歩道橋と違い、地図やカーナビにも名前が掲載される可能性があるため、事業効果の向上が期待されます。
さらに、道路標識の支柱などを利用して広告板を設置し、広告主を募集することを求めたところ、併せて実施に向けた検討が行われることとなりました。
今後も、府の財政状況が厳しい中、府管理施設の維持管理費用などに充てる自主財源確保に向け、様々な提言を行ってまいります。
質疑の詳細は議事録をご覧ください。
なお、関連記事が3月14日付の新聞各紙に掲載されました。