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宿泊療養用19ホテル、療養弁当代から経費引く
令和4年3月12日(土)
令和4年2月府議会・総務常任委員会(3月11日)において、西野修平が質問に立ち、新型コロナウイルス感染者の宿泊用ホテルで提供されている弁当代から経費を差し引いていた問題を取り上げました。
この問題については、ネット上で食事内容が費用に見合っていないとの指摘があり、大阪府が実態調査を行っていました。
ホテルは府が一括して借り上げているもので、国が宿泊費と食事代を全額補助しています。療養者に無償で提供される食事は、府が1日当たり2,700円(1食900円)をホテルに支給されていますが、弁当の発注経費や配膳スタッフの人件費などの経費を差し引いていることが判明しました。
質疑では宿泊療養用ホテル41施設のうち、経費を差し引いていたホテルの数と金額を確認したところ、19施設(1日当たり59~700円)をホテル側の経費に充てていることを府が明らかにしました。
ホテルが経費を差し引くことに問題はないものの、食事サービスそのものが療養者に行き届いていないケースも散見されたため、西野修平が指摘したことで、弁当を納入する業者からの領収書の確認を行うなどの再発防止策が講じられることになりました。
質疑の詳細は大阪府議会インターネット中継をご覧ください。
なお、関連記事が3月12日付の読売新聞に掲載されました。