定例府議会報告
令和5年9月定例府議会(本会議)
令和5年9月定例府議会(9月21日~10月20日)は、エネルギー・食料品価格などの物価高騰の影響に緊急的に対応するため、約3,677億円の「令和5年度一般会計補正予算案」など知事提出議案34件、議員提出議案2件、報告案件49件の計85議案を審議し、すべて原案どおり採決しました。
さらに、府の公益に関する課題について国に要望するため、「公私格差のない高校等無償化制度の実現を求める意見書」など、7件の意見書を全会一致で採択しました。
一般会計補正予算案には中小企業のLED照明導入の促進や新規事業展開に向けた支援、奨学金返還支援制度の導入支援などの中小企業に向けた物価支援対策のほかに、府立学校におけるスマートスクール推進事業や府内の4歳から高校生を大阪・関西万博会場へ招待する経費などが計上されています。
-意見書-
1)児童虐待対応等における体制強化の実現を求める意見書
2)公立学校教員の処遇改善に向けた、給特法の抜本的改正を求める意見書
3)公私格差のない高校等無償化制度の実現を求める意見書
4)私学助成の充実に関する意見書
5)下水サーベイランス事業の実施を求める意見書
6)脱炭素と自然再興に貢献するサーキュラ・エコノミー(循環型経済)の推進を求める意見書
7)ブラッドパッチ療法(硬膜外自家血注入療法)に対する適正な診療上の評価等を求める意見書