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修平の独り言

府の動物愛護基金は「保護猫活動」にも補助対象を拡大!

令和5年6月30日(金)


~猫の「殺処分ゼロ」に向けた取り組み~

府内では平成31年から令和3年度までで、猫は3,250匹も殺処分(うち、動物愛護管理センターだけで1,073匹殺処分)されている。殺処分を減らすために最も有効な手段は野良猫を増やさないことだ。
そのためには、野良猫を保護して不妊去勢手術を施して、一代限りの命とすることが、何よりも命を守ることにつながる。

人と猫の共生を図る上で、大きく2つの方法があるが、まず、野良猫を保護して不妊去勢手術をして、地域に戻す「地域猫活動がある。
地域猫を地域に戻す、つまりリリースする際に、自治会長や地域住民の了解を得る必要があり、ハードルが高く、活動が始まった平成31年から現在までで、わずか10地域以下だ。

一方、野良猫だけでなく、飼い主が病気や亡くなったりして飼えなくなった猫や、野良猫を保護して不妊去勢手術をして、譲渡会を開催し、新たな飼い主を探す「保護猫活動」も各地で行われている。

これらの活動のほとんどが、民間ボランティアによるものだが、府では寄附金を集めた動物愛護管理基金を活用して、補助による支援は、これまで「地域猫活動」だけが対象だった。
つまり、「保護猫活動」には府からの補助による支援は行われていなかったが、昨年9月府議会の自民党の代表質問において、西野修平が「多くのボランティアの皆さんの活動を後押しするために、補助対象を拡大すべき」と吉村知事に提案し、前向きな答弁を得ていた。

そしてこの度、府の動物愛護管理基金を活用して、「保護猫活動」にも補助対象を拡大されることになった。
これにより、様々なボランティアの皆さんの活動を支援できることになり、引いては野良猫の命を少しでも救えることにつながればと考えている。

▲府の支援事業スキーム図

▲旧事業と新事業の比較表